メリークリントン

2009年12月24日
殿「今日は待ちに待ったクリスマスイブだぜ
早く彼女に会いに行こう」

「お待たせ?」

殿「(おっ!きたきた♪)

やぁ!






ホ○ゆきじゃねえかよ…!
俺、お前に関わってる暇ないんだ
早く向こうに行ってくれ」

私「なに言ってんの?
私が殿の彼女じゃない!」

殿「はぁ?いつからお前が彼女になったんだよ!お前みたいなブサメンなんか相手にするわけないだろ
だいたい、お前女じゃねえだろ
恥を知れ、恥を」

私「そこは“聡を知れ、聡”を、だろ
間違えた罰として、盛ろうぜ」

殿「とにかく、彼女と会うんだから何処か行け」

私「そんなぁ…酷い!酷いよ殿!こうなったら浮気してやるんだから!」

殿「…(ようやく消えたか)」


4時間後

女「じゃ、先にシャワー浴びてくるからね?」

殿「ああ!」

トントン

殿「誰だよ…こんな時間に…


どちら様ですか?」

「サンタクロースだよ♪」

殿「…(耳障りで低い声…何処かで聞いたような聞き覚えのある声だな…
つーかサンタは人が寝てる間に来るんじゃなかったっけ???
まぁいいや…開けてみよう)」

カチャ


「やぁ♪」

殿「……………。

ジョージじゃねえか…サンタクロースじゃないじゃん」

ジョージ「ジョージだァ?コノヤロウ!サンタクロースなんだよ!?」

殿「どうでもいいから帰ってくんねえかな
暇じゃ無えんだよ」

ジョージ「そんな事言わずに入れろよ」

殿「無理だぜ
彼女いるしな」

ジョージ「彼女だと…!
彼女はお前で、わてが彼氏じゃねえか
ふざけんじゃないよ!」

殿「今はどんなに大暴れしたって無駄だぜ
俺にはれっきとした彼女がいるしな」

ジョージ「そいつはホ○ゆきなのか?
ま、ホ○ゆきなら譲ってやってもいいかな」

殿「あんな不細工が彼女なわけないだろ
俺が言ってる彼女はお前らの言うホ○じゃなく、正真正銘の異性で女だ
わかったなら帰れ」

ジョージ「それが願いか?
仕方ない、叶えてやろう」

殿「だから既に居るって言ってるだろうが!」

ごそごそ・・・

ジョージ「まぁまぁ。
開けてみたまえ」

殿「仕方ないなぁ…どれどれ…」

私「初めまして?
今日から殿の彼女です
よろしく?」

殿「…」



それを見た瞬間、殿はそっと箱を閉じたのでした。

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