幽霊

殿「お前いい加減うぜえよ
死●よ」
私「死んだら一緒になってくれるんですね？」
殿「（馬鹿め、死ねば終わりじゃねえかよ）
あぁ、考えといてやるよ」
私「じゃあ死●わ」

１ヶ月後

殿「よし、ホモユキは死●だな
これで自由になれる」


更に１ヶ月

殿の友人1「最近殿が可笑しくなっててさぁ、独り言で「頼むから成仏してくれ」ってばかり言ってるんだよなぁ」
殿の友人2「すごく痩せこけたしな
あいつ何でああなってるんだ？」
殿の友人3「あまりに不気味で今のあいつには誰も近づけねえよ…！
なあ、誰か話聞いてくれないか？」
殿の友人4「じゃあ俺が聞いてくるわ」

ピンポーン

殿の友人4「（何回押しても出てこない…でも部屋の中から気配感じるんだよなぁ…）
居るんだろ？出てきてくれよ」
ガチャ

殿「やあ…？何か用か？」
殿の友人4「（うわぁ…まるでミイラじゃないか…）
お前…飯食ってんのか？」
殿「ここ2週間は無いな…」
殿の友人4「なあ？何かあったのか？
ここ最近のお前、全く覇気がないぞ」
殿「まぁな…(苦笑)」
殿の友人4「教えろよ」
殿「いや、客居るから…(苦笑)」
殿の友人4「（チラッと部屋を覗く）居ねえじゃん」
殿「いや、見えないだけで本当に居るんだよ
殿の友人4「まさか…」
殿「その、まさかだ…」
殿の友人4「そいつが邪魔してるのか？
だったら教えろよ」

殿「実はさぁ、俺をストーカーする奴が居てよぉ、そいつ俺が死●って言ったら本当に死にやがったんだ
そしたら幽霊になって現れて、ずっと俺の側に付きっきりなんだ
付きっきりならともかく俺に近寄ってくる奴を誰でも追い払おうとするからなぁ
あいつが言うには、死●だら一緒になってくれると言ったよね？って
だから文句すらいえない…。
まさかあいつがここまで粘着してくるとは思わなかったよ…」
殿の友人4「悲惨だなぁ…
ところであいつと言うが、そいつ勿論女なんだよな？」
殿「違げえよ！」
殿の友人4「ホ●に狙われるお前って一体…
こりゃ助けられそうもないわ、帰る」
殿「おい待ってくれよ〜（迫真）」